浅井さんの新刊
やっと読み終わったので感想をば。
短編集だったので、まずは各話ごとにいきます

§袋女
一言で言えば、スプラッタホラー。
創作怪談話が現実になって、「遊ぼう」と言った相手のところに頭に袋を被った異様な女が会いにくる。対するは怪談話が好きな女子大生３人。
とにかく、表現が痛い。
現代に置き換えてみると、子供心が理解できない（もしくはする気がない）親が、子育てに悩まされすぎて発狂する縮図。


§ぶひぶひだらだら
気違い優等生がクラスの虐められっ子に『どう追い詰めたら自殺をするか』実験を行う話。
一番題名にそぐわない話でしたｗｗ
完全に話が現代なため、たぶん一番読みづらい。いや、表現がリアル過ぎてね。。。読んだけどorz
とにかく、劣等生はどこまでいっても劣等生、優等生はどこまでも優等生っていう、夢が無い感じ。
現代の引きこもり達の現状を極端に表現した図。


§人でなしと恋
人食いの彼女とフリーターの青年の恋物語。
これ、感想書きづらいなぁ。
あたしはこの話、かなり気に入りました。人を仕方なく食べて生きている和音。普通の女の子として健気にケイゴを想い続ける和音。断食して空腹が限界に達し、狂って身近にいる大切な人を傷つけてしまうかも……と、ジレンマに陥る和音。
救いの無い話なんだけど、凄く（言い方悪いが）美しさのある話です。


§Last Day Monster
これは、日本滅亡一歩手前みたいな話でしたｗｗ
えっと、物理実験によってとある実験所が異空間と繋がってしまって、日本各地で怪物が発生。シャベルで女が立ち向かうって内容。
ただ、全然ヒーローっぽい話では無い。
なんかすごく普通の話だったんだよな……

現代と結びつけると、なんか近い将来日本は本当にこうなりそうだなって思う。
韓国・中国・ロシア・アメリカなどに潰される感じｗｗ
ならないといいって勿論思ってるし、無理矢理だからあまり本気にとらないこと！！笑

あ、その空間を結びつける方程式が『レメディウ』だとか『ディウス式』って名前らしいｗｗ
ちょっとｗｗ
浅井さんｗ
って思ったｗｗ
され竜の続きも楽しみだな



個人的には面白かったですが、気安く人にお勧めできないのが難点(苦笑)
帯の注意書をキチンと読んで、イケそうだと思ったら一応、立ち読みを軽くしたら良いんじゃないですかね(^_^;)

思うに、人を『生物』として見ることが出来れば読めるのかなぁー(⌒～⌒)

ジャンプスクウェアから発売している漫画です。
全２巻
教会の暗殺組織で活動する修道女ティスタのお話です

ぶっちゃけ、久々のヒットでした
ただ、話の内容は暗めな感じです(^_^;)
過去の罪に苦しみ悩み……って感じなので。。。

話の構成が月影好みｗｗ笑

人気が無くて打ち切りで全２巻なのかなぁ～とも思いますが、無理に切った感もなくて良い終わり方でした

最近買ったクラッシュ・ブレイズの最新刊
茅田さんの執筆スピードが早くて前作とか買えてませんが、１冊で話が終わるのがいいところですね(o^-')b
全く知らない人の為に、少し解説をば。

上にも書きましたクラッシュ・ブレイズっていうシリーズは、作者のデビュー作である異世界ファンタジー『デルフィニア戦記』のキャラクターと、人が当たり前のように宇宙で生活している近未来的な要素たっぷりの『スカーレット・ウィザード』のキャラクターが後者の世界で色々やる話です。
色々というのは、とある惑星でサバイバルしたり、人に害をなす無人宇宙船を壊しに行ったり、バラバラ。

今回の『追憶のカレン』の内容を簡単に書くと、居なくなったシェラをリィとルウが探すお話。キャラクター的にはデルフィニアの面々がメインでした。
個人的に、話の構成がいいなぁ～と思った(あーゆー書き方好き)のと、シェラの男らしい一面が見えたのが良かったかなと。でも、占い頼みが多かった気がするなぁ(´へ｀)

まぁでもいつも通り面白かったですこの人の書くキャラクターは相変わらず個性的


読んだことの無い人も楽しめるとは思いますが、デルフィニアもしくはスカーレットを読んで、更に『暁の天使たち』を読んでからの方が楽しめるかと思われます
やたらと多い巻数も気にならないくらい面白い……ハズ(笑)

切なくてもどかしい、恋のお話し。
前作の『僕は妹に恋をする』が良かったから、集めていた漫画です。生きることの難しさとか、色々考えさせられましたが、個人的に終わり方がしっくり行かないかなぁ
そもそも少女漫画なんてあんまり読まないしね(^_^;)

買えってほどオススメ出来ないので、漫喫でドウゾ☆